**へ

初めて**に手紙を書きます。今回、僕は**に「道程」という詩を紹介したいです。もし時間があるなら、ぜひ読んでみてください。これは日本でとても有名な詩の1つです。

 

 

道程高村光太郎
 
僕の前には道はない
僕の後ろに道は出来る
ああ、自然よ
父よ
僕を一人立ちにさせた広大な父よ
僕から目を離さないで守ることをせよ
常に父の気魄を僕に充たせよ
この遠い道程のため
この遠い道程のため

 


**が今まで書いた日本語の文章の中に「私の周りにはありがたい方々がたくさんいます。その方々のために私が幸せそうな姿をお見せしたいです。」という文がありました。僕はこの文を読んでから、**の人柄や、性格、人間性を想像しました。


**はきっと、**にとって特別な人達(**を支えてくれている人達)のありがたさ、大切さを理解することができる人なのだと僕は思います。人間はおそらく、自分が考える以上に、たくさんの人間から助けられ、支えられて生きています。しかし、時々人間は「自分1人だけで生きていくことができる」、また「早く自立して、自分1人で生きていきたい」と考えることがあります。僕も学生の頃、そう思っていたことがありました。


僕には約6年間、寮生活をしていた経験があります。当然ですが、家族に会える時間は限られていました。最初は自由な生活をして、好きな時に友人と遊ぶことができる生活に満足していました。しかし、自分の生活を自分で管理することの大変さを痛感することになりました。例えば、実家にいると、いつも野菜やお魚、味噌汁など、いつも栄養バランスの良い食事が準備されています。そのような環境で生活していると、自分が普段食べているものが、特に不満もなく、満足もないと思えてしまうのです。僕は実家の食生活に慣れていました。しかし、寮生活では、自分のために食事を作ってくれる人はいません。外で食べるのは値段が高いので、僕はほとんど寮のキッチンで料理を作りました。ほとんど毎週3度はパスタを作り、1ヶ月に1回はカレーを作りました。僕が好きなもの、作るのが簡単なものを作りました。しかし、その時の僕の食生活は栄養バランスが悪かったので、ニキビが出来たり、体調が悪くなることが多くなりました。寮で生活していると、風邪になった時に、両親が助けてくれることはありません。ある時は、友達に助けてもらったことがあります。僕は6年間の寮生活を通して、自分1人で生きていくことの限界や、周りの人が助けてくれる環境のありがたみを学びました。


**には、これからたくさんの素晴らしい経験が待っています。日本語は覚えるのが大変ですが、きっとその先には、自分の人生を豊かにしてくれる出会いや経験、学びがあると信じています。一緒に頑張りましょうね。